創業時は実はお金を借りやすいということをご存知でしょうか。
なぜなら、創業時の資金調達は、設立から時間が経っている会社とは違い、これからの事業計画で融資の可否判断が行われるからです。
創業からしばらく経った後で、金融機関から資金調達を行おうとすると、必ず試算表の提出が求められます。その試算表が赤字経営であれば金融機関からの審査の目もシビアになることでしょう。
しかし創業から3か月以内であれば、スタートしたばかりなので試算表の提出を求められることは少ないです。融資の可否判断は試算表や決算書ではなく、事業計画に基づいて判断されることが多いです。
そのため、担保ではなく、創業計画書で融資の可否判断をしてくれる金融機関を見つけることが重要になります。
また、どれだけ、金利の低い金融機関を選ぶことができるということが今後の会社運営に大きく左右します。
それではどんな金融機関が世の中にあるのでしょうか。
主な金融機関は以下の通りです。
1都市銀行
2地方銀行
3信用金庫・信用組合
4政府系金融機関
それぞれの特徴は…
一つ目は「都市銀行」です。こちらは、みずほ銀行など全国展開しているメガバンクのことを指します。
創業融資のような少額な融資は積極的ではないでしょう。
二つ目は「地方銀行」です。地方銀行は、特定の地域名などが入っていることが特徴です。
地方銀行では、創業融資に積極的な銀行と積極的ではない銀行があります。
積極的かどうかは、HPなどで創業融資を押しているかどうか、または創業向けセミナーなどを開催しているかで判断ができます。
信用金庫・信用組合は銀行組織とは違い、地域に根差した協同組合になります。主な取引先はその地域にいる中小企業です。銀行と比べて、基本的には少額の融資に積極的でもあります。
そのため、創業融資に積極的でもあるでしょう。
普段使われている方は少ないため、馴染みは薄いかもしれませんが、創業融資を検討する場合にはぜひ検討してみましょう。
政府系金融機関は、他の銀行と違い出資金のうちの多くを政府が出資している金融機関のことを指します。
創業融資はリスクが高く、多くの銀行は敬遠しますが、政府系金融機関の場合、政策と連動して融資を行っているため、積極的に創業融資を行っています。
創業融資の場合、政府系金融機関の中でも特に「日本政策金融公庫」がおすすめです!
日本政策金融公庫では創業者向けに多くの融資制度があります。
民間金融機関と比べると、借入での金利が低く設定されています。
また固定金利での返済もありますので、返済までの計画が立てやすいのも大きな特徴です。
下記、創業時に活用しやすい日本政策金融公庫での創業融資制度になります。
対象となる創業融資制度を活用して資金調達を行いましょう。
新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする設備資金および運転資金に活用
事業開始後おおむね7年以内の女性の方、または35歳未満か55歳以上の方が対象。
新規開業資金(新企業育成貸付)」などのご融資を通じて、新たに事業を始める方や事業開始後おおむね7年以内の方が対象。
上記でご紹介した以外にも多くの創業融資制度が日本政策金融公庫にはあります。
どれが自分が資金調達をする際に適しているのか、お悩みの方は専門家に相談することがおすすめです。
「堺 創業融資センター」では、調達総額9.1億円&融資成功率98.3%という豊富な資金調達実績を持つ専門家による無料相談を行っております。
貴社に最適な創業融資制度をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
>>日本政策金融公庫の創業融資申請サポートについて詳しくはこちら
大阪信用保証協会や堺市産業振興センターを通した金融機関からの借入になります。
「信用保証協会」という公的機関に保証人になってもらい、民間の金融機関から融資を受ける制度です。
公的な信用保証協会が保証人になるため、金融機関からの資金調達しやすくなります。
もし、返済不能になってしまった場合、信用保証協会が代わりに金融機関へ返済を行い、信用保証協会に返済を行う形になります。
対象となる方は以下の通りです。
■大阪信用保証協会の保証が受けられる方
■その他当行所定の融資条件を満たされる方
■大阪信用保証協会の保証が受けられる方
■その他当行所定の融資条件を満たされる方
大阪信用金庫には2つの創業融資制度があります。
融資限度額:500万円
◆6ヶ月以内に当金庫の営業地区内にて新規事業を開始しようとされて
いる方で、 必要資金の20%以上の自己資金がある方
◆創業後概ね一年以内の事業者で必要資金の20%以上の自己資金が
ある方
融資限度額:2000万円以内
◆お使いみち 運転資金・設備資金
◆ご融資期間 10年以内
創業融資を受けるためには、大きく2つ用意するものがあります。
それは、事業計画書(創業計画書)と自己資金です。
事業計画書(創業計画書)には、
この4つが必ず含れる必要があります。
これら4つをしっかり踏まえた上で金融機関を納得させられる計画書を作成することが重要です。
自己資金は一般的には、受けたい融資額の1/3程度の自己資金がない場合、満額で融資が通る確率はかなり低くなります。
自己資金の額はビジネス(事業)に対する熱意・本気度をはかる1つの基準としてみなされます。
自己資金をどれだけ、どの期間かけて貯めたのかは大きな判断基準です。
これら2つを用意することを考えると、
自己資金は最低でも起業半年~1年以上前から計画的に貯めていく必要があります。
事業計画書(創業計画書)の作成準備は、最低でも3か月程度前から準備を始める必要があります。
特に前述した通り、創業期の融資可否判断は「創業計画書」が大きな判断材料になります。
創業計画書が無理な計画になっていないか、計画書には経費の漏れがないかなど細かく金融機関は審査します。
少しでも審査の段階で引っかかるものがある場合、融資の減額、融資自体の否認があります。
なので創業計画書を作成する場合は、慎重に行うべきでしょう。
いままで行った創業融資サポート実績について、融資額と通るために当事務所が行った申請のポイントについてご紹介致します。
担保無し、500万円の融資獲得
売上があり得ない数字になっていないか?かかる経費の漏れはないか?コロナの影響をどうとらえているか?
を詳細に記載した穴のない創業計画書の作成により、創業融資獲得に成功しました。
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自己資金が少なかったが、前職の大企業での工事管理経験、そこで培ったコネクションを説明して事業の成功可能性をアピールし創業融資獲得に成功しました。
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