独立開業される方が創業融資を申込もうと考えた際に一番恐れるのが金融機関との面談ではないでしょうか。
サラリーマンとして勤務していた方であれば当然初めての経験になるでしょうし
創業融資を受けることができなければ開業すること自体ができないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は日本政策金融公庫の面談時の流れをご案内させていただきます。
①創業の動機
なぜ自分で事業を始めたいのかいつから独立を考えていたのかを聞かれます。
面談の際に1番最初にこの質問がきます。
ご自身が始める事業への熱い気持ちを日本政策金融公庫の担当者へお伝えください。
この際になぜこの事業が成功するのかというところまで伝えることができればアピールとしては充分です。
②代表者の経歴・職歴
開業するまでにどのような職歴、経験を積んできたのかを確認されます。
特にご自身が開業する業種での経験があるかどうかというところが重要です。
今までのご自身がどのような姿勢で仕事に取り組んできたのか、
さらに開業後はそれをどのように発展させていきたいのかを伝える必要があります。
飲食店で働いたことのない人が「居酒屋を始めます!」と言っても融資実行は難しいでしょう。
またサラリーマンの方は経営や管理に携わっていた経歴があればさらに印象が良くなります。
③自己資金、預金通帳の確認
開業にあたっての自己資金をいくら用意しているのか、その資金はどのように用意したのかを確認します。
そのために通帳を見せるのですが毎月コツコツと預金の残高が増えている通帳であれば印象は良くなります。
一時的に通帳に預入れをした見せ金はすぐにバレます。
ただただ印象が悪くなるだけなのでやめておきましょう。少ないなら少ないで正直に伝えましょう。
また預金通帳を半年分ほど遡って見られます。
その際に家賃や公共料金が遅滞なく支払われているかを確認されます。
④自社商品、サービスのセールスポイント
ここで日本政策金融公庫が聞きたいのは開業される方がこれから提供していく商品やサービスが
競合他社とどのように違うのか、どのように差別化を図っていくのかを聞きたがっています。
②で伝えた内容(自分が今まで経験してきたことや取り組んできたこと)に絡めることができると説得力が上がります。
⑤事業の見通しについて
売上や経費の根拠についての説明を求められます。
例えば飲食店であれば客単価がいくらなのか、開業予定地では1日でどんくらいの集客が見込めるのか
平日と土日祝日ではどのように売上が変わってくるのかなどを詳しく説明する必要があります。
さらに軌道に乗る前と軌道に乗った後はどう変わってくるのかの説明も必要です。
いかがでした?
日本政策金融公庫へ上記の内容をご自身でする説明することができそうでしょうか?
『これは無理だ!!』と思った方も『正直やろうと思えばできない訳ではない!』と思った方もいるでしょう!
ただ開業するにあたっての準備に追われてなかなか融資資料の作成に手が付けれなかったり
面談本番に自分の口で説明することができるかどうか不安という方もいらっしゃると思います。
弊所では創業融資資料の作成はもちろん日本政策金融公庫への面談同行のサービスも行っております。
面談の際に上手く説明できなかったところがあればフォローさせていただき、説明不足な点があれば補足の説明もさせていただきます。
少しでも不安要素がある方はお気軽に弊所の無料相談をご活用ください。
川村会計事務所では、上述にてお伝えしたようなこれから日本政策金融公庫などを通して融資をご検討されている方への無料相談はもちろん、創業時における融資獲得のための無料診断を承っています。
また、経験豊富な融資のプロフェッショナルが融資獲得診断だけでなく、
をお伝えさせていただきます。