創業時に自己資金のみでは足りない資金が足りないという方は
金融機関から借りることを検討すると思います。
実績のない創業期に銀行から融資を受けることは非常にハードルが高いです。
そこで今回は審査通過率が高く、多くの方が活用している日本政策金融公庫で融資を受ける際の流れや
主に審査を通過するためのポイントをご紹介します。
日本政策金融公庫で創業融資を受ける際の全体の流れは以下の通りです。
申請の手順の詳細については下記ページからご参照ください。
日本政策金融公庫は創業期の企業へ積極的に融資をしてくれる金融機関の1つです。
しかし、しっかり対策をしなければ審査を通過できない場合もあります。
実際に何を対策すればよいのかわからない方へ向けて
今回は日本政策金融公庫の融資審査で重要視されるポイントを2つご紹介します。
日本政策金融公庫で融資を受けるためには様々な必要書類の提出を求められます。
|
これらがしっかり描けていないと、実際の面談時にも自分のプランをうまく語ることはできません。
動機・目的が明確で分かりやすいものであることはもちろんのこと、
創業融資の審査にあたって金融機関は「事業の成長可能性が見込めるかどうかどうか」を創業計画書の内容から判断します。
そのため、特に数値計画の部分の裏付けが弱いと、面談担当者を納得させることができず、希望額通りの融資獲得が難しくなってしまいます。
金融機関から良い評価を受ける創業計画書の作成方法については下記で詳しくご説明しています。
融資審査では面談も重要視されています。 申し込みの受け入れが完了すると日本政策金融公庫から数日中に面談通知が届きます。
|
面談場所 | 金融機関の応接室や、申請者の事務所 |
面談実施日 | 申込みから1~2週間後 |
面談の所要時間 | 30分~1時間 |
服装 | 堅苦しくなくて良いがビジネスマナーに沿ったものを着用 |
面談ではある程度みられるポイントが決まっているため、審査に関わるポイントをおさえ審査に通る確率をあげましょう。
①面談では審査担当者から創業計画書に書かれた事業計画の内容について質問されるためあらかじめ回答を用意する ②創業への意気込みを表に出して伝える ③創業計画書に記載していない質問にも冷静に的確に答えられるようにする ④事業計画について、創業計画書に書ききれなかった内容や、面談後、審査担当者が面談の内容を振り返りやすいような補足資料の準備 |
面談でされる質問では創業計画書を深堀した内容を聞かれることもあります。
面談においても重要である創業計画書はしっかり練って作成しましょう。
ただただ創業するからお金を貸してほしいといわれても融資担当者は耳を貸しません。
創業した事業は利益を生み出すことができるのか、返済できる見込みがあるのかなどがわからないからです。
そうです。日本政策金融公庫は創業計画書を通じて信用度をはかりたいのです。
そのため単純に創業計画書の空欄を埋めればよいというわけではありません。
日本政策金融公庫に信頼してもらえる創業計画書を作成するためには、まずは計画そのものをしっかりと練ることが必要です。
創業計画書の1ページ目に書く内容となります。
創業の動機次第で融資担当者の他の項目への捉え方が変わっていくためとても重要です。
動機では、創業への想いがどれだけあるのか熱意のある文章を書きましょう。
動機を書く際は下記3点を意識します。
①準備をしてきた開業であることを伝える その業種を選んだ経緯や準備してきた内容を書きましょう ②具体的に実現したいことを明記 利益を出すことはビジネスにおいて当然ですが、どのように社会貢献をしていくかなどを具体的に書きます。 あまりにも飛躍したものを書くと事業との関連性が薄れる可能性もありますのでご注意ください。 ③周囲の理解は得られているか 創業期は多くの苦労があると思います。 その時に周りの環境が良くないとビジネスに集中できないため周囲の理解度にも触れましょう。 自分がお金を貸す側になったときに、家族など周囲のサポートがある方のほうが印象が良くなりますよね。 |
また、記入欄が狭いので別紙1枚程度を付け足しても良いでしょう。
略歴ではこれから創業する事業に今まで関わりがあったかどうか見られます。
経験が少しでもあった方が成功確率が高いからです。
経営に必要な知識(法律、税務、労務など)があることをアピールしましょう。
資格や特許がある場合は積極的に具体的に記載しましょう。
創業後に事業の中でどのような商品やサービスを提供していくのか、また具体的に決まっているのかをみられます。
後半の項目では、競合との違いはどこなのかを問われます。他社との差別化に関しては創業後の将来性をみる大きな判断材料になるため特に重要視されます。
集客方法についてはインターネット広告、SNS、DMなどのお客様にリピートしてもらうための施策などを具体的に書くとよいです。
取引先や取引条件が既に決まっているかどうか確認される項目です。
仕入先と良い関係を構築できるかも経営者には大事な能力となるのでしっかりアピールしましょう。
顧客ターゲットについては具体的に、年齢・性別・趣味・仕事・年収・家族構成などの設定を細かくしておきます。
審査の判断ポイントにはなりませんが、雇用の創出があるかないかを明記しましょう。
創業者の借り入れ状況が問われます。
日本政策金融公庫で住宅ローンや自動車ローン、クレジットの契約の有無や金額は確認できるため、正直に記載しましょう。
記載内容と情報照会内容が一致しなければ信用を失ってしまう可能性があります。
創業にあたって、希望融資額とその資金をどう調達するかを説明します。
必要となる資金の使い道の内訳を具体的に明記しましょう。
またここでは、自己資金と借入のバランスもかなり重要視されます。
創業のためにどれだけ準備してきたかがわかるため、創業の本気度を数字で表すことができます。
しっかりと計算をしていても創業後に何が起こるかわかりません。
想定していなかった出費が増えお金が無くなることも考えられます。
そのような状況に陥らないために、計画する時点で税理士などの専門家に相談をしましょう。
\大阪・堺周辺エリア対応!実行確率90%超の創業融資の専門税理士による無料相談受付中!/
創業後の収支がどのように推移して利益が確保できるかが問われます。
創業者がどの程度数値を理解しているのかみられるため、できる限りデータや数値を用いて客観的な根拠に基づいて記載しましょう。
上述の通り創業計画書作成は様々なポイントを重視して作成しなければなりません。
1人で作成することが不安な方や、スムーズに完成度の高い創業計画書を作成したい方は
創業融資のプロである税理士にご相談してみてはいかがでしょうか?
上述の通り、日本政策金融公庫の融資申請では創業計画書をいかに作りこめるかが大切です。
創業計画書をしっかりと練れていれば面談もスムーズに進み審査通過率がアップします!
しかし創業計画書は条件を満たして作成するのが難しく、自身で申請をすると通過率は50%以下です…
創業融資に特化した専門家を活用して好条件かつ高確率でスムーズに融資を受けましょう!
専門家を活用することによって以下のようなサポートを受けられます。
・必要書類を申請前に一緒に確認
・創業計画書について、より実行確率を高めることができる事務所独自のフォーマットをご提供
・審査のポイントなどのノウハウをご提供
また、創業計画書に書ききれなかった内容や、面談後、審査担当者が面談の内容を振り返りやすいような補足資料の準備など、面談対策も実施いたします!
堺 創業融資センターでは、融資調達総額9.1億円&融資成功率98.3%という豊富な資金調達実績に基づいた日本政策金融公庫の申請サポートを行っております!
●創業融資を受けるベストな時期はある?
●所定のフォーマットに記入すれば大丈夫?
●資本金の2倍以上の融資を受けたい!
等のご質問にお答えする“創業融資無料相談”を実施しております。
オンライン(Zoom)でのご相談も可能ですので、まずはお気軽に無料診断をご予約ください!
⇩無料相談のご予約はこちらから⇩ |
||
0120-922-203 | メール問合せ |