先日、顧問先様の借り換えの件で、いつも懇意にさせて頂いている公庫の方と打ち合わせをする機会がありました。
予定より早めに終わったので雑談をしていると、創業融資の話に。
「ぶっちゃけ、創業融資で、融資をするかどうかはどこで判断しているのですか?」
「私たちが一番重要視しているのは『事業に対する真剣さ』と『信頼』ですね!」
創業融資では、普通の融資と違い、今までの事業の履歴がありません。
ですので、決算書等の数字による判断は不可能です。
そうなるとその他の要素が重要になってくるようです。
『事業に対する真剣さ』
一つは、『事業に対する真剣さ』。
公庫の方も人間です。
事業に対してあまりやる気がない人よりも、熱い気持ちを持っている人に賭けてみたくなるというのは当然のことではないでしょうか。
また、
・事業をするために何とか自己資金を100万円貯めた
・経験を積むために同業のところで5年働いた、
などなど、実際にその熱い気持ちが行動に繋がっていると、真剣さがさらに伝わり、良い印象を持つようです。
もう一つは『信頼』。
金融機関は、もちろんボランティアではなく事業として融資を行っています。
つまり、貸したお金をちゃんと返してもらわないと大きな損を被り、事業が継続できなくなってしまいます。
ですので、貸す相手が『信頼』出来る人なのかどうか、というのは非常に重要な要素となります。
とても一般的なことですが、打ち合わせ時の身なり、受け応えがきちんと出来ていると信頼を持ってもらいやすくなるそうです。
初めてで緊張してしまう方には、私たちと模擬打ち合わせを一度やってみるのもありかと思います。
お話ししてきた要素、『事業に対する真剣さ』と『信頼』。
これら二つが揃った時に、初めて公庫の方の心が動きます!
創業したばかりなのに融資など出来るだろうか、
自分には無理だ、
などの不安を抱えている方も、
重要な要素を理解し、しっかりとそれらを押さえれば、可能性を十分に感じてもらえると思います。
創業時に融資を受けることが出来れば、事業を成功させるうえで大きなアドバンテージになります。
一緒に心を動かしてみませんか?